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「スナフキンの軌跡の果てに」
02年4月〜7月分DIARYです。

  • 7月13日(土)事実は小説よりも樹なり、更新しました。

    先日、大学で元沖縄県知事の大田昌秀さんの講演があり、その感想を「事実は小説よりも樹なり」にまとめました。

    事実は小説よりも樹なり12・「大田昌秀氏の話を聞いて」

    です。暇だったら、読んでみてちょ。

    ではでは、これから今学期最後の空手サークルの練習なので行ってきまーす!

2002年07月13日 15時05分21秒


  • 7月12日(金)bookkeeping!

    昨日、簿記の授業の試験があったんですが、 モ〜大変でしたっ。

    そもそも、授業にあまり出席していなかったため、いざ試験勉強しようとしても訳が分からず、はや挫折しそうに・・・。
    結局、前の晩途中で寝てしまったため、試験直前の昼休みに急いでアタマに詰め込んだんですが、理解しないまま頭に詰め込むという作業は、パンやご飯を噛まずに丸呑みしていくのと似ている気がします。頭の健康上、全くよろしくないですよ。あんなの。

    で、極めつけに、簿記の試験だというのに、電卓忘れてしまったのでした。このことを人に言うたびにバカにされます。グスン。

    という訳で、「やってて良かった公文式」を実感した試験でした。はい。

2002年07月12日 22時53分41秒


  • 7月9日(火)L'OREAL会長の講演会

    突然ですが、皆さん、世界で一番の売上高を ほこる化粧品メーカーってどこだか知ってます?
    実は、L'OREALなんだって。何か意外でしょ?2001年度の連結売上高が137.4億ユーロで、日本円に直すと、約1兆5925億円!ちなみに、あの資生堂すら6000億円程度らしいです。
    で、何でこんなこと言い出したかっていうと、例の女子大で受講しているマーケティングの授業で、このL'OREALの日本の会長の講演会があったのでした。知らなかったんですが、MAYBELLINといったブランドもL'OREALの一つなんだってさ。あとはLANCOMEとかHELENA RUBINSTEINとかも。って、あんまり化粧品詳しくないからここら辺はよく分かんないんですけどね。
    講演は、ゆっくりの英語と日本人の先生の日本語訳で進められたんですが、会長のアシュレー氏自身、ビジネスにおいて、チーム、ネットワークは大切で、そのためのコミュニケーション・スキルとして英語は大切だよと話していたので、そのためにも、一つの機会として英語で講演をしたんだと思います。
    最後に全員に試供品をプレゼントしていて、女子大生がうれしそうにそちらに群がっていく中、ぼくは特に化粧品はいらないので、アシュレー会長に質問にいったんですが、とってもやさしくて気さくな方でしたよ。

    そういうこともあって、会長なんて偉い人が忙しい中、こうやって授業のために話をしにきてもらえるなんてすごいなーと、思っていたんですが、ま、考えてみると、L'OREALにとっても女子大生なんてターゲット中のターゲットであるわけですもんね。授業で女子大生150人以上を前にL'OREALの魅力についてたっぷり話し、さらにギフトという名目で試供品まで渡せる。 そう考えると、L'OREAL側にとっても、またとない顧客を増やす機会ですもんね。さすがは、マーケティングの授業です。
    ・・・ん、しかし、するとあれ、唯一ぼくだけが、漁夫の利というやつですかい?

2002年07月09日 23時51分06秒


  • 7月4日(木)たかっ!

    7月2日の毎日新聞によると、
    「『NYたばこ一箱840円以上に』
    ニューヨーク市で1日、たばこの大幅増税が施行され、多くの銘柄で20本入りの1箱が7ドル(約840円)以上となった。市長は値上がりによる節煙効果で『5万人の命を救うことになる』と増税の”効用”を強調した。」
    だそうですが、いくらなんでも、たばこ1箱で840円は高すぎだろー。もともとアメリカはたばこ高いですけど、日本だったらその値段あったら、普通に買っても3箱半、空港内とかの免税店だったら4、5箱は買えますもんね。
    もっとも、ぼく個人的には、たばこは吸っていないので、増税されたところで特に何ということはないんですが、何だか不条理さを感じてしまいます。はい。増税した分の財源は何に使われるんですかね?考えてみれば、ある意味一種の炭素税とも言えなくはないとは思うけど・・・。
2002年07月04日 23時26分31秒


  • 7月2日(火)桜の園

    今学期は、趣味で戯曲を読む授業をとっいます。
    で、今まで「オイディプス王」、「ハムレット」と読んできたんですが、次回からはチェーホフの「桜の園」を扱う予定で、今日一気に読んでみました。といっても、薄い本なんですけどね。
    感想としては、ぶっちゃけ登場人物の名前がレオニード・アンドレーエヴィッチだのピョートル・セルゲーエヴィッチだのといった有様だったため、いちいち誰のせりふか登場人物一覧で確認しなくてはいけなかったのが大変でした(笑)。
    思わず途中で登場人物一覧のページだけ拡大コピーしましたもん。
    で、内容は作者自身も「ドラマではなくコメディーだ」といっていたそうですが、いわゆる起承転結といった感じの話しというよりは、淡々と進んでいくなあという印象を受けましたね。

    ちなみに、他の授業でも宿題が出ていて、読み終わった後、早速その宿題のため「日本の行政」という本を次に読み始めたのですが、うーん、いきなり20世紀初頭のロシアから日本の行政における総合調整とかに話が移ったので、アタマがついてってくれません。はい。

2002年07月02日 23時21分09秒


  • 7月1日(月)かき丼って知ってるー?

    はいはいはいはい。どーもー。
    というわけでね、久方振りにトップページの更新をしてみたわけですがねー。どうでしょう?
    実は先週は、下記↓の国際部の授業で英語で20ページのレポートを書かなくちゃいけなくて、まあ半分死にながらなんとか書き終え、それが一段落したので久しぶりに更新したというわけですよ。ええ。

    で、今日のお話は「かき丼」。皆さん、知ってます?「かき丼」?知らないでしょう?食べたことないでしょう?
    これは、うちの大学近くのスーパーいなげやでまれに売っている幻のどんぶりで、簡単に言うと、「カツ丼」のカツが「かきフライ」になっているというシロモノです。で、味のほうはというと、これが以外にマイウ〜!
    ただ、そのスーパーでもいつも売っている訳ではないので、どーしても食べたいというあなた!そんなあなたは自分で作ってみることをオススメします。マジでウマいよ。

2002年07月01日 23時13分20秒


  • 6月24日(月)靖国で会いましょう。

    先日、大学の国際部の歴史の授業で、留学生と一緒に靖国神社へフィールドワークへ行ってきました。
    遊就館という、戦争に関する博物館を見学する目的だったんですが、実は7月13日まで新館開館のため全面工事中。というわけで、中には入れませんでした。
    この新・遊就館、キャッチフレーズは
    「今、蘇る日本近代史の真実。戦争を知らない世代に伝えたい。この感動・・・」
    だそうで、ちなみに総工費は約95億円程だそうです。うちの大学の中央図書館並みですね。来月さっそく行ってみることにします。
    あ、ちなみに靖国神社のホームページすごいので、一度観てみることをお勧めします。
    http://www.yasukuni.jp/

    で、靖国神社のほかに、横にある「昭和館」にも行って来ました。
    戦争前後の展示品と写真が並べられているわけですが、 例えば南方の兵隊から家族に宛てた「こちらは毎日バナナが食べられます」 といった手紙が、その後に日本軍が玉砕された説明なしに並べられていたり、 もしくは、「学童疎開」に関して、当時の「ぼくたちは、毎日元気に勉強しています!」というようなニュース映画が、そのまま学童疎開の実情の説明なしに流されていたりして、何だか非常に表面的に展示をしているなという感じを受けました。

    そんな訳で、ぼくとしては去年長崎に行ったときや、また沖縄の祈念館へ行ったときと比べて、全然、戦争を真正面から見据えてないじゃないか!と思ったのですが、それでも、シンガポールから来た学生は「日本も戦争で沢山被害を受けたのね」と驚いていたので、きっとシンガポールなんかでは、日本の加害行為ばかりが歴史教育されているのだと思います。
    考えてみると、博物館や資料館なんていうものも、スミソニアン博物館よろしく中立の観点から展示を行えるものではなく、ある程度の主観が入るのは否めないのかなと思いますしね。

    そう考えると、新・遊就館が出来たときには、新宿の平和祈念展示資料館なんかと ハシゴして見比べてみるというのも面白いかも分かりませんね。

2002年06月24日 23時09分11秒


  • 6月3日(月)非国民?

    今日はワールドカップのベルギー戦でしたね。結果は引き分けですか。

    いやー、最近は世の中ワールドカップ一色といった感じですけど、ぶっちゃけあんまり興味ないです。今日も試合中の時間は、がらーんと人気少ない学校のラウンジでお弁当を食べ、その後もやはり人気少ない図書館で宿題していました。周りから見たら非国民ですよね?

    別に時間があれば、たまには世間についていっている振りをして、TV観戦なんぞをしてもいいんですが、ただそれ以上に、平日は宿題に追われ、休みの日曜日も大体終日バイトしているんで、元々あんまり観ている時間もない訳です。

    この前の日曜もバイトしていたんですけど、お客さんでこれから試合に行くというサポーターの方がいて、そういう時だけ、なんとか間接的に(?)世間についていってるって感じます。
2002年06月04日 23時01分24秒


  • 5月14日(火)逆男女平等社会?

    これ、タイトルだけだと、一体何の話が始まるのか訳分かんないですよね。

    どういうことかというと、実は今、女子大の授業を受講しています。
    何で、オトコのお前にそんなことが出来るんだという突っ込みが聞こえてきそうですが、僕の通っている早稲田が、地理的に近くにある日本女子大学・立教大学・学習院大学・学習院女子大学の4つの大学と単位互換制度の提携を結んでいるのです。

    で、そういうチャンスがあるのなら、早稲田の外で、それも全く違う環境と思われる所で学んでみようと思った訳です。

    最初の授業は緊張しました。
    でも、もう何回か授業があったので、今では割と慣れてきてます。
    2つ受講したのですが、先生の話は両方とも興味深く、講義要項だけで選んだ割には、かなりアタリでした。

    それ以上に感心したのが、女子大の学生は予想以上に真面目です。
    皆、授業の始まる前までには教室に入って待機していて、出席をとらない授業でも教室は満員。先生が喋りだすと、板書しなくてもみんなノートにシャーペンを走らせる。

    これと比べると、早稲田は出席採らない授業なんかは、席がまばらだったりししますからね。 ただ、授業に来ていない学生が、単純にサボっているだけかと言ったら、そうでもなく、其々自分の世界を持っていてそれに没頭している人が多いのが、逆に早稲田のメリットだとは思いますが。

    ま、そんな訳で、かなり学生が真面目な印象を受けましたが、授業前の時間なんかに教室中のみんながお喋りしているところなんか、やはり女子大っていう感じがしますね。

    と言うわけで、女子大の授業にオトコ一人混ざっているというのは、最初は肩身が狭くも感じますが、慣れてくると気にもならないし、よい経験になるってもんです。

    と言いつつ、まだ友達いないけど・・・。

2002年05月15日 00時12分33秒


  • 4月22日(月)いま昼休みです♪


    授業についての続き。

    今年の前期は、コマ数は昨年より減って、週15コマを受講しています。(1コマは90分・ちなみに昨年は週19コマ。)
    ただ、そのうち、ゼミ方式でプレゼンテーションやらレポートやらが次々回ってくる方式の授業が、週4種類・6コマあるので、全然暇にはなっていません(泣)

    それプラス、サークルの空手やらバイトやら留学の準備やらで、おかげでこのDIARYの更新頻度も激減です。(と、言い訳をしてみたりする。)

    で、少人数ゼミ形式の授業で、ちょっと異色で面白そうなのが、「ドラマを読む」という授業。
    文字通りシェイクスピアやチェーホフなどの戯曲を読む授業で、ただ読むだけでなく読み合わせなんかもするらしいです。どの学部の学生も受講できるんですけど、学生の殆どはやっぱり文学部生です。

    大学も4年目になると惰性になりがちなので、こういう全然違う分野の科目を取ると、新しいこと始めるときの緊張感というか、フレッシュな気持ちになれて良いもんです。

2002年04月22日 12時45分09秒


  • 4月13日(土)授業始まりました。

    どうも、最近ご無沙汰してました。
    やっぱり新学期は忙しいです。

    で、とうとうこの前の木曜日から、早稲田でも授業が始まりました。
    4年になり、もう必修科目がほとんど残っていないため、一般教養科目を中心に、多岐にわたる分野の科目を取りまくりました。(必修科目はもうほとんどないけど、単位はいっぱい残っているためね。)
    「フランスの文化政策」とか「ドイツ語圏を知る」とか、それに「アメリカ史」に、果てには「簿記入門」まで。

    一体何学部何学科なのか訳が分かりませんが、 ま、これが真のリベラルアーツってことで。

2002年04月13日 16時18分26秒


  • 4月1日(月)さらば早稲田松竹

     昨日3月31日をもって、うちの大学から高田馬場駅への帰り道の途中にある「早稲田松竹映画劇場」が休館したそうです。
    「休館したそうです」というのは、早稲田に通っている僕でさえ、その事を知ったのは今朝の新聞での事だったから。

     その記事を読みながら、名画座の映画館に通いつめた高校時代を思い出しました。
    よく行っていたのは、池袋の「文芸座」という映画館。そこで映画の面白さにはまり、さらに観たい映画を目当てに、この「早稲田松竹」に来た事も何度もありました。
    高校のスポーツ大会の日に出席だけとった後、残りはサボってここに映画を観に来た時のこと。確かその時、何気無く出会ったのが「ショーシャンクの空に」。今でも大好きな映画ですが、その時は映画を観てかつて感じたことのないほどの衝撃と感動を受けたのを覚えています。

       思い出してみると、当時、高田馬場に映画館は2軒あったのですが、片方は大学入学後には安っぽい居酒屋さんになってしまっていました。
     そして今回の「早稲田松竹」の休館。

     ぼくも、新聞で初めて閉館を知ったように、昨年の初夏に「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を観たきり、忙しいというのを理由に足を運ばなくなっていました。
    きっと、こういう風にそれぞれの事情があるにせよ、一人一人が足を運ばなくなった事が積み重なって、あんな良い映画館が休館する事になってしまったのかなと考えると、何だか自分にも責任の一端が有るような感じがしてならないのです。

     今年の年頭に自分に課した、「一ヶ月に映画2本と、本2冊を読む。」というルール。 今のところ、全くと言っていいほど守られていないこのルールを、まずはちゃんと守るようにしよう。思わずそう考えた4月の最初の1日でした。

2002年04月02日 06時38分38秒



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