事実は小説よりも樹なり2003・7
最近の生活のこと (2003'10'25)



秋空
先日、久しぶりに晴れた東京の秋空を
ビルの最上階から写メールしました。

 とうとう、トップページの更新が、丸1週間遅れてしまった。いままで1日、2日遅れながらも、それでも何とか更新を続けてきた。丸1週間遅れたのは、昨年の年末以来だ。まめに見に来てくれている人達のことを思うと、本当申し訳ない。これからは、こういうことがないように、事前に予備の原稿を用意しておくことも考えなくては。そうも思っている。
 さて、ではどうしてここまで遅れてしまったのか?書く時間が、全然取れないほど多忙だったのである。そんな訳で、ここ1週間ほどを、日記形式で振り返ることにする。

10月15日(水)
 水曜はゼミの日。憲法のゼミに所属しているのだが、この日のテーマは、「愛国心と教育」。国を愛する心を、教育の場でも教えるべきだ、教育基本法も改正して、そういったことを明記すべきだ、というような風潮について、ディスカッションする。自分の国を愛する心は、時としてナショナリズムへと変わっていく。Nationalismという英語は、どう訳すかによって、大分印象が異なってくる。「民族主義」と、「国民主義」、もしくは「国粋主義」とでは、ニュアンスは大きく異なる。しかし、他者を排除する「偏狭なナショナリズム」となった時、差別や偏見を生み出す。国を愛する心は、自分の家族だったり、身近な人たちであったり、地域に対して誰もが自然に持っているものであるだろう。しかし、それが「国=統治機構」という実体のないものに昇華され、さらに他所を排除する方向へとすすむような「偏狭なナショナリズム」に変わった時が問題なのだ。

 18時にゼミの議論が終了した後は、大学近くの料理屋「おかあちゃん」で、ビールを飲みながら夕食。4畳ほどの座敷の個室があるので、周りに気兼ねなく話すことができる。狭い部屋に、男のゼミ生だけ10人以上座って飲んでいると、携帯が鳴った。同じハワイ大学に留学をしていて、その後ずっとフィンランドでインターンシップをしていたヨーコさんから。これから新宿で飲むことになる。20時ごろから、彼女の友達も交えて飲む。飲んだ後、ドン・キホーテでお買い物。さらに、ラーメン屋に行ってラーメンと餃子を食べ、24時過ぎの終電で帰宅。

10月16日(木)
 アルバイト8時〜15時。大学の授業、16時20分〜17時50分。さらに別のアルバイト19時〜23時。

10月17日(金)
 10時半から、大学で「キャンパス・ツアー」の仕事。これは、大学に見学に訪れる、受験生や在校生の父母、一般の方々などを、学生生活の話も交えながら、約1時間半かけて校内ご案内するというもの。
 午後、コンタクトレンズを買いに池袋へ。3週間ほど前、使用していたハードレンズに亀裂が入ってしまったのだ。それ以来、使い捨てのソフトレンズを代用していたが、やっぱりどうもしっくりこない。
 夜は、お台場へ飲みに行く。久しぶりに、大学1年の時にアルバイトをしていたカフェへと行ってみたところ、改装されてメジャーリーグ・グッズの販売店に!ショック!他にも、前には無かったマクドナルドやスターバックス、コンビニのampmなども出来ていて、時代は変わっていくのねと、ちょっぴり悲しくなる。

10月18日(土)
 12時より、東京国際フォーラムで「アイヌ文化フェスティバル2003 」なるものが開催される。沖縄のことを勉強していて、同じく日本の中のマイノリィティーであるアイヌに興味を持っていたため、事前に入場券を申込んでおいた。が、あろうことか、寝坊して行けず。沖縄やハワイのことに関する著作もある、作家の池澤夏樹さんが講演会をするというので、是非是非聞きに行きたかったのだ。こんなチャンスに寝坊してしまった自分に自己嫌悪しつつも、少なくともアルバイトでなくて良かったなとも思ったりする。

 夜は、中野ハルコロホールで行われた、「弁士のいるトーキー」というイベントを観に行く。中野ハルコロホールというのは名ばかりで、実際は普通の民家「山田さん家」。そこの家の、1階リビングを使って、こういった催しを開いているのだ。出演は、頑張っているし面白いものの、世間の認知度はまだ低い芸人さんたち。この「弁士のいるトーキー」というイベントでは、彼らが持ってきた秘蔵ビデオを、皆で突っ込みを入れながら鑑賞するのだ。先回行った時には、80年代に作られた、千葉真一率いる「JAC(ジャパン・アクション・クラブ)」のPRビデオだった。で、今回は、82年のお正月にTV放送された特別ドラマ「パノラマ島奇談」。江戸川乱歩原作の、明智小五郎の活躍する推理小説を、ジェームス三木が脚本にしたもの。明智小五郎役に天地茂。波越警部役に荒井注。そして、この物語のキーとなる人物、人見広介役に伊東四郎という配役である。濃い。濃い。濃すぎる。このビデオを、皆で突っ込みを入れながら見るのだが、いや〜面白かった。え〜、そんな無理な展開ってありなの〜?っというような場面が目白押しなのだ。ジェームス三木も、NHKの大河ドラマや、戦後の憲法制定のドラマを描いた「真珠の首飾り」といった芝居を作っている一方で、こんな衝撃的な作品も残していたのねと思ってしまう。

10月19日(日)
 大学で「ホーム・カミング・デー」があったため、9時半からキャンパス・ツアーの仕事。大学グッズを売る出店などの他、食べ物やお酒を振舞うお店もあるため、多くのOB・OGの方々は、一杯やられて気持ちよさそうに盛り上っている。大隈講堂前のステージでは、大学OB・OGの、アナウンサーの菊間千乃さん、スポーツキャスターのヨーコ・ゼッターランドさん、漫画家の弘兼憲史さん、そして聖飢魔兇離如璽皀鷯暮閣下がトーク・ショーをされていた。
 夜は、そのまま馬場で、キャンパス・ツアーのOB・OG総会となる。話を聞くと、大学卒業後に医学部に入りなおした方、新聞記者になった方、TV局のアナウンサーになった方、飛行機のキャビン・アテンダントをされている方などなど、よくもこれだけ色々な人が集まったものだなと、あきれてしまうほど多くの分野で活躍されていた。まだ就職が決まっていないものとして、来年以降、そうそうたる先輩方の、文字通り「末席を汚させてもらう」ことになりそうである。

10月20日(月)
 アルバイト14時〜23時。あまりに疲れて、吉野家で牛丼のほか玉子、みそ汁、ごぼうサラダとフルコース注文する。

10月21日(火)
 大学は、創立記念日で授業はなし。そこで、アルバイト9時〜15時。その後、また別のアルバイト19時〜23時。

10月22日(水)
 気がついたら、1週間経ってまたゼミの日。この日のテーマは「年金」。こうして、また新たな1週間が始まっていくのだ・・・。