スナフキンの軌跡の果てに 「沖縄」
那覇「国際通り」



国際通り
国際通りの入口に置かれたシーサー

 那覇の「国際通り」とは、「パレットくもじ」から「サンエー」のとこまで続く通りの名前で、那覇の中心地の繁華街。端から端まで歩くと結構疲れる。「OPA」「平和通り」の入口のあたりが国際通りの中でも中心地。土曜の夜にでもなればここら辺でさかんなナンパ合戦が始まるのである。平和通りに入っていくと「公設市場(マチグァー)」がある。市場では豚の頭や青い色した魚など珍しい食材がところ狭しと並んでいる。

シーサー  「パレットくもじ」とは、国際通りの端、沖縄県庁の向かいにある沖縄のデパート。別名「りうぼう」沖縄では数少ない無印良品のお店も入っているのだ。(写真=「パレットくもじ」外観)

沖縄OPA  「OPA」。東京にもあるけど、ファッションセンターとでも言いましょーか、東京で言う「原宿ラフォーレ」とか「渋谷109」みたいなもんです。この「OPA」の前で待ち合わせをしたりする。

 国際通りの突き当たりにある「サンエー」とは、スーパーマーケットの名前。沖縄ではいっぱいあってすごくポピュラーなのである。
ちなみにコンビニの「HOT SPAR(ほっとすぱー)」もいっぱいあってポピュラー。「おにコロ」という、ジューシー(沖縄風炊き込み御飯)のおにぎりとコロッケのセットが、安くておやつに丁度良い。本土のコンビニでの売って欲しいな。

 同じように、ファーストフードだと、お馴染みのマックやケンタッキーの他に、沖縄では「A&W(えーあんどだぶりゅー)」もポピュラー。略称は「エンダー」。エンダーで忘れてはならないのが「ルートビアー」。ビアーといってもアルコールは入っていなくて、原料は「ルート」の名の通り、根っこの薬草をブレンドしたもの。注文するとジョッキで出てきて、おかわりも自由。味はというと、うがい薬の「イソジン」に炭酸入れたような感じ。好きな人も多いらしいが、ぼくにはちょっとなのである。(と、このページを書いた当初は思っていましたが、いまでは病み付きになっています。)

 沖縄のファーストフードで忘れてならない特徴が、「ドライブスルー」。
 「A&W」や、「JEF(じぇふ)」(これもファーストフード店の名前・「ぬーやるバーガー」で有名)では、ドライブスルーは内地のシステムとは違って、駐車場に車を停め、マイクで注文すると、店員が駐車場まで持ってきてくれる。そして駐車場に停めた車の中でそのまま食べる、という思わず、「それなら降りて店に入って食べんかいっ!!」っと突っ込まずにはいられないようなシステムになっている。そもそも「スルー」していないじゃん。ウチナー(沖縄の人のことね)曰く、「洋服とか気にしなくていいさー」ということらしいのだが・・・。

沖縄の海  おまけ・その1。南部の海岸から眺めた沖縄の海。

砂辺の夕焼け  おまけ・その2。砂辺からみた夕焼け。

 (初版:1999年11月、最終更新:2004年10月10日)